スタジオモニターHEDD Type 07
Type 07スタジオモニターの持つ汎用性とパワフルな音を古典的なニアフィールド・モニターと同じように説明することは正しくありません。
一見、このモデルの標準的なサイズや7インチ(約8cm)ウーファーとエアモーショントランス(HEDD AMT)の伝統的なセットは、技術の向上を見て取ることができないかもしれません。しかし、その各種構成要素、特にケーシング方法、アンプ、およびダイヤフラムの内部配線等の注意深い調整によってこのモデルは、開発初期の段階から私たちを驚かせるほどの音波の安定性、強度、空間性、そして透明性を創り出しました。2×100ワットアンプと非常に良くバランスのとれた周波数応答により、Type 07モニターは、この適度なサイズとスマートなデザインからは想像を超える程の音量と音質を提供します。
これは正に、Type 07が適しないオーディオ分野がほとんど無いということの理由です。というのも、この優れたデザインは、放送環境においてもレコーディングやミックスダウン・スタジオと同じように素晴らしい役を果たしてくれるからです。
Type 07は、Series ONE全てのモデルと同様、XLR及びRCAコネクタが付いています。更に、デジタル機能への広範囲な対応を可能にする空のスロットも備えています。現時点で我々は、Dante, Ravenna Network / AES67 及び AES3/EBUデータのリードとレスポンスが可能な、HEDD ブリッジ・モジュールを提供する予定です。